あらかん塾開講御挨拶

いささか大仰ではありますが、開講に当たって、御挨拶申し上げます。

我々、昭和生まれの世代にとって、還暦というのは、孫から「赤いちゃんちゃんこ」を貰って、「お迎えも近いのか…」と感慨にふける時期でありましたが、昨今、健康かどうかはともかく、寿命だけは、おろしく伸びて、人生100年時代などという人達までいます。

さすがに、100年は言い過ぎだと思いますが、還暦を迎えて、なお、何十年も余命があるとすれば、老後の人生もちょっとは真面目に考えなければなりません。特に、多くの人にとっては、(役職)定年(以下単に「定年」と記載します。)という制約がありますから、定年の後に何をするかは大問題です。もちろん、自分の人生ですから、自分でデザインすればいいのですが、私は、定年をきっかけとした独立起業をお勧めしています。

そろそろ、誰に指図されるでもなく、自由に生きてもいいと思うからです。

ここで勤務時代から、やりたいことのあった方は、そちらに邁進していただければいいのですが、そうでない方は、「今まで」と「これから」の両方を睨んで、なるべく、楽しいこと、やってみたかったことを選んでください。何事につけても、真の原動力は、自分の「気持ち」です。

とはいえ、今からプロ野球選手にはなれませんし、現実的な選択肢の一つとして、私は「士業」をお勧めしています。

理由は、色々とありますが、全ての「士業」は「コンサルタント」でもありますので、半世紀以上を生きてきた、いわゆる長年の経験を生かすことができますし、やり方次第ではありますが、士業は、その性質上、固定費を抑えることができて簡単にはつぶれないからです。

しかし、全ての士業は、通常、資格試験に合格しないと、始めることすらできませんので、特に、今後、定年を迎える方に向けて、私の取り組んできた資格試験についての情報を発信することにいたしました。

これが、あらかん塾を開講した理由です。

それでは、私もいつまで続けられるかは分かりませんが、できる限り頑張っていこうと思いますので、みなさまも、家内安全を第一に、無理のない範囲でお取り組みください。

2021年10月吉日

円谷広志

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