カムイワッカ湯の滝に行ってまいりました。

雑談

(本日のコンテンツ)
1 相応の体力は必要
2 靴は借りるな、ズボンは脱げ
3 旧友に感謝

皆様、おはようございます。
本試験(司法試験をいう。以下同じ。)の終了後は、旅行をされる方も多いと聞いておりましたので、私もカムイワッカ湯の滝に行ってまいりました。
今日からは、日常(受験生活)に復帰しますが、気の付いた点を若干御報告しておこうと思います。

1 相応の体力は必要

公式発表は「健脚であれば年齢制限なし」となっていますが、この「健脚」が曲者です。
一般的な「健脚」は、「よく歩けること」ですが、この場合の「健脚」は、沢登りの経験者以外であれば、20階分の階段を1時間以内に上り下りすることができる程度の脚力と考えた方がよさそうです。
といいますのも、始点から終点までの距離は400メートルと可愛らしいものですが、足元不安定の中、80メートルの高低差は意外に凶悪だからです。

始点 終点

よって、都市部在住者であれば、階段の上り下りぐらいしか適当な対策がありません。
私も本試験の翌日からは、エレベーター及びエスカレーターを全て止めて、せっせと階段を上り下りしていましたが、60を過ぎた身体にとっては、カムイワッカ湯の滝の行程は、ほぼ限界のアクティビティだったと思います。

2 靴は借りるな、ズボンは脱げ

今回、現地でヘルメットとウオーターシューズを借りましたが、ヘルメットはともかくウオーターシューズは借りるべきではありません。
私、ホームページのモデルさんの履いているような靴が借りられると思って、自前のマリンシューズ(3000円)を持って行きませんでしたが、レンタル品の品質は、この3000円と同程度。さらに悪いことにレンタル品は1センチ刻みなので、26.5の私は27を借りるしかなく、アクティビティ中、何度も脱げてしまうという、かなり悪い展開でした。
これでは、履き慣れてもいるし、何よりもサイズの合う自前のマリンシューズの方が遥かに有用だったでしょう。
よって、シューズについては、高いものでなくてもいいので、サイズの合う自前のウオーター(マリン)シューズの採用を強くお勧めします。
次に、私は、怪我を恐れて、手は防刃グローブ、肘及び膝はサポーターで固め、ジーンズを履いていましたが、これが失敗でした。
初心者の常として、腰まで水に浸かってしまったことがあり、イソップ物語の「塩を運ぶロバ」よろしく、綿であるジーンズが水を吸って、ただでさえ不安定な足元が更に不安定になるという悪循環に陥ってしまいました。
やはり、モデルの皆さんのようにスパッツを身に付けた上で短いズボンにするべきでしょう。

3 旧友に感謝

お読みになられた方は、何故、今頃(その歳になって)と思われたかもしれませんが、実は、私、30年前、初めて知床を訪れたのですが、その際、カムイワッカ湯の滝は、時間切れで登ることができませんでした。
そのため、途中感といいますか、結構、気になっていたので、その後、2度、知床を訪問しましたが、知床林道が通行止めでどうしようもなく、心残りの一つになっておりました。
とはいえ、これでまた一つ思い残すことはなくなりましたので、これも一種の終活と言えるかもしれません。

それでは、本日は、この旅を支えてくれた旧友に感謝しつつ、この辺りといたします。
皆様、今後とも、家内安全を第一に、無理のない範囲でお取り組みください。

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