【解説】行政書士試験【平成29年度】問題30

時短教材(平成29年度)

問題30正解3
民法第162条及び第187条の問題です。
〇 まず、占有は、自己の占有のみ又は前占有者の占有の合算を選択することだきます。
〇 次に、占有の善意悪意は、占有開始時点で決まります。
以上により本問を解けば、正解は3です。

【民法】
(所有権の取得時効)
第百六十二条 二十年間、所有の意思をもって、平穏に、かつ、公然と他人の物を占有した者は、その所有権を取得する。
2 十年間、所有の意思をもって、平穏に、かつ、公然と他人の物を占有した者は、その占有の開始の時に、善意であり、かつ、過失がなかったときは、その所有権を取得する。
(占有の承継)
第百八十七条 占有者の承継人は、その選択に従い、自己の占有のみを主張し、又は自己の占有に前の占有者の占有を併せて主張することができる。
2 前の占有者の占有を併せて主張する場合には、その瑕疵をも承継する。

(使い方)

  • 問題は、行政書士試験研究センターのホームページなどから御自分で用意してください。
  • (使い方)よりも上の部分をワードなどにコピーして使ってください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました