(本日のコンテンツ)
1 統計から考える
2 ITストラテジストは、単なる箔?
3 公図の位置関係と同じ
皆様、おはようございます。
今年の実務従事事業がやっと終わりました。
足の裏の米粒(取らないと気になるが、取っても食えないという意味)と呼ばれる中小企業診断士ではありますが、なくなると寂しいので、毎年、この時期には、実務従事をやるようにしており、勢い、色々滞ることになっています。(--;
1 統計から考える
さて、自分のプラスワンを考えないといけないので、ますは、身近なロールモデルを見たのですが、ちょっと数も少ないですし、中小企業診断協会の統計を見てみました。
有効回答者数4,651と中々の数なので参考になりそうです。
結果、中小企業診断士以外の保有資格は、多い順から、情報処理技術者13.1%、ITコーディネー9.0%、社会保険労務士8.6%等で、資格数が5054なので、403(約8.7%)は、トリプルライセンス以上ということなのでしょう。
もっとも、直感的には、情報処理技術者とITコーディネータが被りまくってるんだろうなあと思いますし、加えて書くと、この連中は、情報処理技術者の取得後に中小企業診断士で、税理士や社労士は取得後に中小企業診断士なんだろうなと思います。何でそう思うかというと、情報処理技術者試験を卒業する(ITストラテジスト試験に合格する)と、次は中小企業診断士という、ちょっとした流れがあり、かくいう私もそう(ITストラテジスト試験合格者)だったからです。「このワードプレス力で嘘つけ。」と言われそうで、とても恥ずかしいのですが、事実です。
まあ、この辺りは、まさしく私の黒歴史なのですが、私と同じ失敗をしてしまう人を一人でも減らすことが、このブログを始めた動機の一つですから、恥ずかしい話ではありますが、近日中に、御報告いたします。
なお、統計上も、情報処理技術者を除けば、税理士、社会保険労務士、行政書士のような「独占業務」のある資格が(中小企業診断士から見るとすれば、)ダブルライセンスのターゲットになっていることが分かります。
やはり、名称独占資格(中小企業診断士)だけでは厳しいとみているのでしょう。
2 ITストラテジストは、単なる箔?
いずれ書く黒歴史をお読みいただくと「あ~」と分かってしまうと思いますが、仮に、ITコンサルタントとして独立すると、①SEOの知識を駆使して、お客様の引合数を向上させるとか、②IT補助金で、アプリや機器を導入しやすくしてお客様の生産性を向上させるお手伝いをするとかで稼ぐことになるのですが、ITストラテジスト試験の合格力があったところで、こういったビジネスモデルには、ちっとも役に立ちません。
ということが分かってしまった今となっては、今までの情報処理技術者試験に費やした時間(下手をすると千時間以上使っている。)があれば、もっと別の可能性があったのに…としか思えないのです。〇| ̄|_
3 公図の位置関係と同じ
今となれば、まさしく「とほほ」でしかないのですが、それならば、希望とは関係なく長期に及んだ法律屋の経験は活かせないかと、法律系の資格を検討したところ、例えば、ネット上には、次のような書き込みが散見されました。
- 弁護士6,000時間
- 司法書士、弁理士3,000時間
- 税理士2,500時間
- 社会保険労務士1,000時間
- 行政書士600時間
おそらく、この時間は、公図上の距離と同じようなもので、全くアテにならないんだろうと思いますが、公図でも甲地と乙地との位置関係は正しいとされており、ここでも「時間数」はともかく「どちらが長い」かは、おそらく正しいでしょうから、次のような関係性が存在するのでしょう。
弁護士>>>司法書士≒弁理士>税理士>>社会保険労務士>行政書士
また、こうしてみると、単に合格というハードルだけを考えた場合に、最も組みし易い試験は、行政書士試験で、次いで、社会保険労務士試験というところは間違いないのでしょう。
また、先の統計からも、中小企業診断士の中に社会保険労務士は結構多く、これは、実体験(実務従事でも9回で3回(3人)いました。)からも、裏付けられます。
とすれば、私の場合、まずは社会保険労務士試験に注力するのがよさそうですが、実は、ぎりぎり申し込みに間に合ったので、先日、94時間のリソースをぶち込み、行政書士試験を受けてきました。
30倍の法則(3時間×30=90時間)に基づき、受験計画を立て、途中まではうまくいっていたのですが、途中で一度計画の見直し(PDCA)を入れた際に、誤った選択をしてしまい、自己採点の結果、合否不明になっています。
作戦ミスです。
途中まではうまくいっていたので、本当に悔やまれます。
本来、アップツーデートな話題として、すぐにでも御報告すべきことだとは思いますが、そもそも30倍の法則の説明とか、色々と先に済ませておくことがあると思いますし、恥ずかしいこともさっさと済ませてしまいたいので、次回は、一旦、黒歴史を書き切り、その後に真似てもらってもいい資格試験のノウハウのようなものから書き進めた上で最新の話題に移りたいと思います。
それでは、本日は、この辺りにさせていただき、皆様も、家内安全を第一に、無理のない範囲でお取り組みください。
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